2026年6月11日(木)に京王プラザホテルで開催された
「第50回日本頭頸部癌学会総会・学術講演会」において、本学会およびステラファーマ株式会社・住友重機械工業株式会社にて、ランチョンセミナーを共催いたしました。
日本頭頸部癌学会は、頭頸部がん領域における診断・治療・研究の発展を目的とする専門学会であり、学会期間中は最新の臨床知見や治療技術に関する講演や教育セッションが行われました。
また、頭頸部外科医と放射線治療医が多く参加し、BNCTへの紹介判断に関わる医師が多数所属する学会でもあります。
司会には、群馬大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教授の 近松 一朗先生をお招きし、講演内容に関しても適宜ご質問をいただきながら、セミナーを進行いただきました。
本セミナーでは、大阪医科薬科大学 関西BNCT共同医療センター専門教授の 粟飯原 輝人先生、同大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教の 神人 彪先生のお二人より、頭頸部がんBNCTに関する最新の知見をご講演いただきました。
粟飯原先生からは、「BNCTはどこまで来たのか:承認後データが示す成果と壁」 と題し、BNCTの治療原理と承認後の臨床データをもとに、治療成績や適応判断、照射後フォローアップの重要性、さらに今後の発展に向けた課題について整理したご講演が行われました。
神人先生からは、「頭頸部がんBNCTにおける患者選択と治療後フォローの実態—紹介症例を含む臨床経験からの考察—」 と題し、院内症例と紹介症例の違いに着目し、治療開始までの待機期間、有害事象や治療効果の傾向、再発早期症例の予後などについて、具体的な症例を交えてご講演いただきました。適応に迷う症例では早期の相談が重要であることが示されました。
当日のランチョンセミナーには、約80名の医療関係者の皆さまにご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、ならびに本セミナー開催にご尽力いただいた関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
