第3回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会で、スイーツセミナーを共催しました。

4月13日（木）に第3回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会総会・学術講演会において同会とスイーツセミナーを共催しました。

司会に神戸大学大学院医学研究科　外科系講座　耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野教授の丹生　健一先生をお迎えし、大阪医科薬科大学関西BNCT共同医療センター専門教授の粟飯原　輝人先生に「切除不能頭頸部癌に対する加速器BNCTの治療効果と問題点」という演題でご講演いただきました。

粟飯原先生からは、BNCTの原理と保険診療が開始してから2年間の治療実績について、治療風景の写真や、紹介医療施設からのよくある質問への回答を交えてご講演いただきました。

この2年間で施行の準備にかかる時間が短縮された事により患者様の負担を軽減できている事や、これまでの認知度向上活動により適応症例の理解が進んだ事で他医療施設からの紹介患者様の問い合わせ数に対してBNCTの施行可能割合が増えている事などをお話しくださいました。

今回、日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会では初めてセミナーを共催させていただき、約40名の先生方が聴講されました。耳鼻咽喉科領域の先生方のBNCTに対する関心の高さがうかがえるセミナーとなりました。

ご参加くださいました先生方、そして関係者の皆様、ありがとうございました。