第123回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会で、ランチョンセミナーを共催しました

第123回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会で、5月28日（土）に住友重機械工業とランチョンセミナーを共催しました。

司会に大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教授の猪原秀典先生をお迎えし、大阪医科薬科大学関西BNCT共同医療センター専門教授の粟飯原輝人先生に「頭頸部癌に対するBNCTの治療適応と実運用における問題点」という演題でご講演いただきました。
講演では、治療事例紹介だけでなく、先生方により具体的・実践的に患者さんの治療をイメージしていただけるよう、BNCTまでの準備や照射後の問題など細かな部分についても言及されました。
また、「BNCTには強力なポテンシャルがあり、将来の発展が期待できる」（粟飯原先生）一方で、もう少し早く（BNCTを）受けてもらっていればより好ましい結果となったであろう事例も散見されるため、なるべく早い段階でBNCTを行う決断も必要であるともお話されていました。

講演はwebでライブ配信もされました。参加登録された学会員の皆様は、後日オンデマンド配信でもご覧いただけます。
ご参加くださいました先生方、そして関係者の皆様、ありがとうございました。