第33回日本頭頸部外科学会総会にて、ランチョンセミナーを共催しました。

第33回日本頭頸部外科学会総会にて、2月1日（木）にランチョンセミナーを共催しました。

司会に北海道大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室 教授の本間 明宏先生をお迎えし、大阪医科薬科大学関西BNCT共同医療センター専門教授の粟飯原 輝人先生に「頭頸部癌に対するホウ素中性子捕捉療法　保険医療開始から 3 年を経過して見えてきたこととこれからの課題」という演題でご講演いただきました。

講演ではBNCTの基礎や実際の治療の場で得られた情報に加えて、患者様にできる限り安全にBNCTを受けてもらうため、そして患者様ご自身にも納得してBNCTを受けていただくための注意点や対応方法について、紹介元の先生方との連携も含めてお話しくださりました。

今回、80名以上の先生方にご聴講いただきました。質疑応答では患者様をBNCTにご紹介してくださった先生方からの質問が多くあり、BNCTが治療の選択肢の一つとして広がってきたことを実感できるセミナーとなりました。