海南島BNCTセンターに関するお知らせ

海南島BNCTセンターにつきましては、本年10月21日のステラファーマニュースでお知らせしましたように、10月16日から19日に海南島で開催された国際学会YBNCTにおいて同センターの運営主体者であるPengbo社から本年12月18日の開業を目指していることが発表されておりました。当該12月18日は海南島全域を独立した税関管理区域とする封関運営の開始日にあたり、Pengbo社としてはそのタイミングでの開業を目標に掲げており、当社としましても注視しておりました。

本日現在、海南島BNCTセンターが開業したとの情報はなく、当社としましてもPengbo社からの新たな情報を待っている状況です。

開業は遅れているようですが、同センターや住友重機械工業株式会社のBNCTシステムの稼働準備は進んでいます。

実際、11月にはChina Biotech Services Holdings LimitedからBNCTセンターに導入されたBNCTシステムからビームが無事に発生したことがアナウンスされており、治療開始に至るまでのステップも示されています。

Pengbo社にとって医療機関の立ち上げは初めての経験でもあり、BNCTセンターの運営主体者として、関連する監督当局等に対する開業手続きに時間を要しているものと推察します。

今後、お知らせできる確かな情報が入りましたら、皆様に情報発信いたします。